新しいブランドで乾坤一擲

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ブランド変更

ブランド変更は、既存の市場に向けて、新しいブランドを打ち出すことです。
それをするにあたっては、今までのブランドは廃棄してしまうことが基本です。
既存ブランドの特徴やロイヤルティをすべて捨てて一からのスタートをしなければならないので、リスクは比較的高くなります。
既存のブランドの鮮度の低下や弱体化が激しく、リスクを取ってでも新しいブランドの鮮度効果を享受したい場合に採用すべき戦略です。
成功例としては、缶コーヒーのWESTというブランドを捨ててBOSSに変更したケースや、アサヒビールを捨ててアサヒスパードライを打ちたてた事例が挙げられます。
日本においては、国土が狭く文化も一様であるため、新しいブランドを速く浸透させることが容易なので、海外よりもブランド変更戦略が向いていると言えます。

ブランド開発

ブランド開発戦略は、新しい市場に向けて新しいブランドを打ち出す戦略です。
既存ブランドの資源が活かせないだけでなく、新しい市場に対する蓄積された知識も乏しい場合が多く、ハイリスク・ハイリターンの戦略だと言えます。
まだ世界に存在しない市場を先行して開拓する場合は、もし成功すれば大きな利益を手に入れることができます。
この事例としては、SONYのWalkmanや大塚製薬のポカリスエットなどが挙げられます。
こうした成功のためには、徹底した顧客ニーズの調査と、自社の目的・提供すべき価値は何かを明確に把握している必要があります。
また、開拓に成功したとしても、後発者に対処できるかは別問題です。
先行者の優位を最大限活用できるようにすることが重要です。